
2025.06.30
【体験談】ルフォー・輪郭3点・オトガイ形成を選んだ理由|7年悩んで決めた口元コンプレックスからの解放
目次
韓国医の療サポートaroom(アルム)コラム編集部です。
今回は「ルフォー・輪郭3点・オトガイ形成」という骨格レベルの整形を経験された方の体験談をご紹介します。
中学生の頃から「なんでそんなに口が出てるの?」と言われ続け、7年ものあいだ悩み抜いた末に決断したルフォー手術。整形を決意するまでの葛藤や、手術の詳細、壮絶なダウンタイム、そして手術を経て変化した心のことまで、赤裸々に語っていただきました。
「整形で人生は変わるのか?」――その問いに、一つのリアルな答えをくれる体験談です。
同じように悩んでいる方にとって、少しでも安心や勇気につながれば嬉しいです。
ルフォー(Le Fort)とは
顎の骨を骨切りして移動させる手術です。
主に以下のような骨格の悩みを改善するために行われます:
- 上顎前突(口元が出ている)
- 上顎後退(上顎が奥に引っ込んでいる)
- 中顔面の長さの調整
- 骨格の左右非対称
- ガミースマイル(歯茎が見えすぎる笑顔) など
ルフォーは単独で行われることは少なく、下顎の骨を調整するSSROやIVROとセットで「両顎手術」として行うケースが一般的です。顔全体のバランスを整えるために、輪郭形成やオトガイ形成(あごの整形)を同時に受ける人も多く、骨格整形の中でも特に大がかりで難易度の高い手術とされています。
【第1/5部】冒頭〜高校卒業まで
「なんでそんなに口が出てるの?」
はじめてそう言われたのは、中学生のころでした。何気ない一言でしたが、その言葉は私の自己肯定感を大きく削り、長く心に残るトラウマになりました。
それ以来、誰かが自分の横に立つだけで、強く意識してしまうようになりました。私は現在20代後半ですが、24歳のときにルフォー骨切り術と輪郭3点、そしてオトガイ形成を受けました。いわゆるフルの骨格整形です。
整形前の私は、写真も撮れず、マスクも外せず、人と自然に関わることができませんでした。
この記事では、そんな私がルフォー骨切り術にたどり着いた理由、手術当日のこと、壮絶だったダウンタイム、そして整形して変わった心のことを正直に書いていきます。
誰か一人でも、「自分だけじゃないんだ」と安心してくれるきっかけになれたら嬉しいです。
【第2/5部】劣等感と整形決意までの道のり
私のコンプレックスは「口元の突出感」でした。正面から見ても出っ張っているのが分かるし、横顔はもっとひどかった。顎もなく、Eラインなんて夢のまた夢。中学生の頃からずっと、「なんでこんな顔なんだろう」と鏡を見るたび思っていました。
とにかく写真が苦手で、わざと変顔をしたり、顔を隠すポーズをしたりしていました。顔を見られたくなくて、教室で話す時も体の角度を無意識に変えていたし、人前で笑うことも避けていました。
周りの子たちは卒業旅行や成人式、就活、恋愛を楽しんでいるのに、私はどれもできない。写真もマスクも、『隠すこと』が当たり前になってしまい、素顔の自分を人に見せられない自分を、どんどん嫌いになっていきました。
「このまま一生、顔を隠して生きていくの?」
そう思ったとき、私は整形を決意しました。
ルフォー骨切り術という言葉を初めて知ったのは、大学生の頃。SNSで偶然見つけて、「これだ」と思いました。歯列矯正だけでは治らない骨格レベルの悩み。それを根本的に変えてくれる手術がルフォーでした。
でも、親には言えませんでした。私の親は美容整形に対してとても否定的で、「整形なんてする人間は軽蔑する」と言っていたからです。高校時代に何気なくテレビに映った整形特集を観て、「ここまでするのはさすがに~」と苦笑していたのを覚えています。あのとき、私は「一生この人たちには頼らない」と心の中で決めました。だから私は、自分の人生を自分で変えるために、お金も情報も自分の力で集めることにしました。
【第3/5部】整形のために捧げた7年間
高校3年間と大学4年間。私は整形のためにひたすらお金をためました。
友だちと遊びに行くこともほとんどなく、バイトに明け暮れていました。講義が始まる前には早朝の清掃バイト、講義と講義の間には大学のすぐ近くの広告会社でのバイト、そして講義が全て終わったら地元のスーパーで夜までレジ打ち。
おしゃれも恋愛も後回しにしました。見た目に自信が持てなかったから、自分を大切にできず、人に好かれる未来も想像できませんでした。
「未来の自分に少しでも希望を持たせたい」その一心で、私は「今」を切り売りするように生きていました。友達と楽しい時間を過ごす代わりに、私は「未来の自分のための時間」を選びました。
大学生のときに親のことなんて気にせず勇気を出して手術を受けられたらよかったのですが、その一歩を踏み出す勇気はまだ持てずにいました。
だから私は、「卒業したら親元を離れて上京し、仕事をしながらでも、絶対に手術をする」と心の中で密かに決めていました。
整形を受けるなら、やっぱり技術力と症例数の多い韓国のクリニックがいい。そう思っていた私にとって、日本での手術という選択肢はありませんでした。ただその分、言葉の壁や、渡航の準備、手術後のダウンタイムなど不安要素も多く、かなり慎重に情報収集をする必要がありました。仕事や家庭の事情で、頻繁に渡航はできなかったので、病院選びはSNSと口コミを中心に情報を集め、オンラインカウンセリングを10件以上受けました。
最終的に、SNSで見つけた韓国のクリニックが日本で相談会を開くという情報を見て、すぐに応募。カウンセリングでは担当医が私の顔を丁寧に分析し、持っていった芸能人の写真と照らし合わせて、私に合った仕上がりを具体的に提示してくれました。美的センスが自分と合うと感じたことも、ここに決めた理由の一つです。
実際に韓国で手術前のカウンセリングを受けた際には、日本語通訳の方が常に隣に付き添ってくれて、担当医とのやり取りもきちんと訳してくれました。でも、それでもやっぱり不安は拭いきれませんでした。たとえば、通訳の方が一瞬言葉を選ぶ間の“間”がどうしても不安で、「今なんて言ったんだろう?」「ちゃんと伝わってるかな?」と心の中でざわついてしまいました。
特に手術前の説明では、専門的な医療用語が飛び交い、通訳されてもいまいちピンとこないこともありました。「わかったふりをしてるだけなんじゃないか」と自分に対して不安になったり、「ここで聞き返したら迷惑かな」と気を使ってしまったり。そんな風に、言葉が通じているはずなのに心から安心できないもどかしさが常にありました。
でも、もう後戻りはしない。
あとは信じて任せるだけ。そう思えたとき、私はようやくスタートラインに立てた気がしました。
【第4/5部】手術当日「よくここまで頑張ったね」
受けたのは、ルフォー骨切り術・オトガイ形成・輪郭3点のフルセット。私の場合、顎の後退もあったため、ルフォー骨切り術単独ではバランスが取れず、すべてを同時に行うことになりました。
手術当日、意外にも不安はほとんどありませんでした。むしろ、長年悩み続けたこの顔と『ついにお別れを告げるんだ』という感慨深さ、そして『ここまで本当に頑張ってきたね』と自分自身に感謝の気持ちで胸がいっぱいでした。
私は当時、小学校の教員として働いていました。公務員という「お堅い」職業ではありますが、本気になれば何だってできるという自信もありました。しかし、職場の環境や同僚への配慮は常に頭にありました。自分が整形手術を受けることは、少なからず周囲に迷惑や心配をかけてしまうかもしれないという現実も忘れられませんでした。
そのため、手術を決断するまでには葛藤もありました。ですが、自分の人生を変えたいという気持ちが何より強く、同僚に負担をかけてしまうことを理解しながらも、自分のために踏み切る覚悟がありました。
手術台の上では、そのすべての思いが込み上げ、「青春の時間を犠牲にしてここまで頑張ってきた自分は間違っていなかった」と確信しました。これまで我慢してきた楽しみや自由が、やっと報われる瞬間だと感じ、深い覚悟と共に手術を迎えました。
【第5/5部】ダウンタイムの地獄と、変化した心
術後のつらさは、想像をはるかに超えていました。
腫れで喉が狭まり、呼吸もしにくく、食べられないどころか、水を飲み込むのも苦しい。声も出せず、痛みよりも「息ができない」という恐怖の方が強かったです。一度パニックで過呼吸になり、本気で「死ぬかもしれない」と思った瞬間がありました。入院中はいろいろ聞きたいし伝えたいのに、言葉が通じなくてとても不安でした。
それでも、「絶対に綺麗になる」という信念だけで耐えました。
大きな腫れは2週間ほどで引きましたが、細かいむくみが落ち着くまでは半年近くかかりました。最初の3ヶ月は、鏡を見ては「本当にこのまま可愛くなるのかな」と不安になり、寝る前に泣くこともありました。
でも、少しずつ顔が変わっていくのを感じたとき、「私はちゃんと変わってるんだ」と確信しました。
【最終部】整形しても「美人」にはなれなかった。でも…
術後、顔は大きく変わりました。
骨格そのものが変わるため、顔の一部分ではなく、『全体の印象』が大きく変わります。久しぶりに会った親からは、「え!?顔なにそれ!!顔が違う!!何したの!?」と驚かれました(笑)。
親には「口元を引っ込める手術をしたよ」とだけ伝えました。しばらくして親は自分で調べ、かなり大がかりな手術だと気づいたようです。最初は少し気まずかったけれど、今はお互いあまりその話題には触れず、自然と受け入れてくれている感じです。
信頼できる友だちには全て話しました。驚かれることもありましたが、「昔から気にしてたもんね」「勇気出してすごい」と言ってくれた人が多かったです。
そして私は今、整形して本当に良かったと思っています。
美人にはなれなかったけれど、「普通」になれた。それが、私にとっては何よりの幸せです。
マスクを外せる。写真を撮れる。人が横に立っても特に気にならない。
これまで私ができなかった「当たり前のこと」ができるようになった。それだけで、十分すぎるくらい満足しています。
悩んでいるあなたへ。整形はゴールじゃないけど、スタートにはなる
整形は魔法ではありません。
手術を受ける前も、受ける時も、受けた後も、正直に言って「大変」です。国外ならなおさら。
ダウンタイムは孤独だし、不安だし、お金も時間も、心もたくさん使います。
でも、覚悟があるなら、あなたはちゃんと変われます。
「整形は逃げだ」と言う人もいるかもしれません。
でも、私は「自分の人生に向き合うための強さ」だと思っています。
あなたが、あなた自身のために変わりたいと思うなら。
その一歩を踏み出す勇気を、私は心から応援しています。
おわりに
整形して、私はようやく「自分の顔で生きていく」ことができるようになりました。
過去の私に、「よく頑張ったね」と心から言いたいです。
この記事が、誰かの不安を少しでも和らげることができたなら、こんなに嬉しいことはありません。
ルフォー・輪郭3点・オトガイ形成を検討される方へおすすめの韓国整形外科
バノバギ整形外科
韓国でもトップ5に入る総合美容クリニックです。
一人ひとりに合わせたオーダーメイド設計、繊細かつ安全な技術で信頼できる仕上がりで人気が高いです。



ビュー美容外科
江南エリアに位置する総合美容クリニックで、2005年開院以来事故ゼロ、「アジア最高峰の顔輪郭クリニック」。韓国著名クリニックと比較しても「骨切りの精度が高い」との評価があり、実際の体験談でも「顔が短くシャープになった」「術後48時間以降は痛みも落ち着いた」といった声があり、満足度の高さで好評です。顔輪郭だけでなく、鼻・目・バストなど幅広く対応。設備や麻酔体制も整っており、総合力の高さが魅力です 。



韓国医療サポートaroomとは?
aroom(アルム)では、韓国で美容医療を受けたい日本の方々をサポートします。
技術力・デザイン性・衛生管理などすべての面で厳選したクリニックのみをご紹介しています。
初めての韓国美容医療でも、日本語対応&事前相談やスムーズに予約まででき、美容整形の詳しい方を現地に派遣するので、細かいニュアンスまでしっかりと伝えてくれて安心できると利用者から好評です!
写真を送るだけの無料カウンセリングもLINEで簡単に。
詳細はaroom(アルム)公式サイトをご覧ください。